伊野天照皇大神宮

ご案内

伊野天照皇大神宮、天照大神を主祭神とする
古くから信仰を集める神社で
静寂と自然の美しさに包まれた神聖な空間です
四季折々の風景が広がる広大な境内には
訪れる人々に癒しと心の浄化をもたらす
特別な雰囲気があります
家内安全、商売繁盛、厄除けなど
多岐にわたる御神徳があり
年間を通じて多くの方が参拝されます
また、伝統的な祭事や行事も行われ
地域の方々と深い絆を築いています
遷宮や奉賛活動を通じて
未来へと続く伝統を守りながら
より多くの人々に御神徳を届けております
ぜひご参拝いただき
心安らぐひとときをお過ごしください

一滴の水で心も清める

拝殿へと向かう前に立ち寄る手水舎は、心身を清める大切な場所です。ここでは、手水(ちょうず)の作法に従い、手と口を清めることで、穢れを払い、清浄な状態で神前に立つ準備を整えます。柄杓を使い、左手、右手、口の順に清め、最後に柄杓を元の位置に戻します。静かに流れる清らかな水と厳かな雰囲気が、参拝者の心を落ち着け、神聖な空間への導入となります。手水舎で心を整え、より深い祈りを捧げる第一歩を踏み出しましょう。

祈りへの架け橋

一歩一歩が神聖な道

伊野天照皇大神宮の拝殿へと続く太鼓橋と階段は、神聖な祈りの空間へと導く象徴的な道です。アーチ状に緩やかに描かれる太鼓橋は、日常と神域を隔てる結界のような役割を果たし、一歩踏み出すごとに心が清められる感覚を味わえます。その先に続く階段は、天へと登るような厳かさを感じさせ、自然の中に調和した神社の美しさを一層引き立てます。橋を渡り階段を登りながら、静けさの中で心を整え、深い祈りを捧げる準備を整えましょう。

古図面 明治四十年

福岡県粕屋郡久山町猪野に鎮座する伊野天照皇大神宮は、天照大神(アマテラスオオミカミ)、天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)、万幡千々姫命(ヨロズハタチヂヒメノミコト)の三柱の神様を祭っています。祭神が伊勢皇太神宮と同じ天照大神と強力の従臣、侍女神であることから、伊野天照皇大神宮とも呼ばれています。一般には「伊野皇大神宮」と呼ばれてもいます。伊野皇大神宮の起こりは定かではありませんが、庶民の伊勢信仰が盛んになつた鎌倉時代以降は、伊勢まで行けない人々のために、伊勢神宮の分社が各地に建てられました。伊野皇大神宮も、『九州のお伊勢さま』として、多くの崇敬をあつめてきました。

神宮誕生物語

伊野天照皇大神宮の起源については、貝原益軒が記した「筑前国糟屋郡伊野村天照皇大神宮縁起」に次のように述べられています。この神宮の始まりに関わった最初の人物は豊丹生佐渡守という人で、彼は16世紀初頭の人物と考えられています。佐渡守は代々天照大神に仕える家系で、都で神に仕えていましたが、同僚との争いが原因で豊前に左遷されました。都を去る際に夢のお告げを受け、これに従って英彦山の麓に天照大神を祀りました。

その後、佐渡守の息子である兵庫太夫が志を引き継ぎ、大神に仕え続けました。ある日、兵庫太夫の夢に天照大神が現れ、「私を筑前の糟屋郡伊野へ移し、そこに祀るように」と告げました。兵庫太夫はそのお告げに従い、神体を持って伊野へ移り、お宮を建てて祀りました。これが現在の伊野天照皇大神宮の始まりであると、貝原益軒は記しています。

空中参拝

お宮をドローン参拝


伊野天照皇大神宮の参道をドローンで撮影した特別な映像をお届けします。参道は四季折々の自然に囲まれ、訪れる人々を静かに神域へといざないます。ドローンならではの空撮映像は、普段とは違う視点から参道全景を楽しみいただけます。


バーチャル参拝